文明散文

日々、そのあたりにある紙に 書きなぐった言葉を忘れてしまう前にここに。

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「秘密基地」

あの子達は 秘密基地を 作っている

あの子達は 秘密基地を 持っている

あの子達は 秘密基地を 知っている

あの子達は 秘密基地を 隠している

あの子達だけのための
あの子達の秘密基地を

(日が暮れるまで 
 夜が明けるまで)

            12/05/08 2:00pm

「深緑色の蓄音機」

とても ちっちゃかった頃に

背の低いアップライト・ピアノの上に

乗っかっていた深緑色の

蓄音機を 急に思い出した。

AMラジオも聴ける

箱みたいな奴

サティの「お前が欲しい」を

さっき不意に聴いたから

76回転への回想録なのか?

へへ・・・

「The End」

おわってしまうのなら

それでいいさ

おわりはいつかやってくるんだろ?

でも、おれは おわってしまう

その時には

ぜったい 君と居たい

いっしょに

11/04/01

「それでいいじゃないか」

おれはピアノを弾く

死ぬまで

それでいいじゃないか

図に乗って

歌ったり

オルガンとかも擦るかもしれない

けど、

「やめてくれ!」って言われたら

どこかへ消えるよ。

いさぎよく、

いままでいなかったかのようにね。

「これまでも これからも」

こんなにささいな 
とるにたらないようなものたちに

これからも人生を捧げてゆくんだな

これまでも これからも

音楽―

おれは「音楽家」と
役所の書類にサインする度に

どこかのだれかに大嘘をついているような
どこかとてもうしろめたい気分になる。

10/11/12 21:45

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